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願わくは花の下にて、春・・・◆虞美人

4年前、彼女に出逢いました。

震える声ではずれっぱなしの『天使の歌声』、
華奢さからは程遠いスタイル、
緊張が全面に凍りついたアルカイック・スマイル、

どうしてこの子がトップになったんだろう?
そんな風に、思いました。

その相手役も、ちっとも愛がみえなくて、上手いけれどひとりよがりに歌っているように、みえました。


漫画から抜け出たような王子様とお姫様をみてファンになったわたしは、とまどい、
あまり好きではないわ、このコンビ。と、しばらくそんな印象をもっていました。


・・・わたしと彼女の出逢いは、最悪だったといえます。

まあ、あっさり数ヶ月でくつがえったんですけれども。
相手役は、わたしが最も情熱をかけて退団を見送った方になりましたし。
(先日は、すっかり素敵なファニーな女の子に変貌されていました・・・!)


わたしの中で大きく変ったのは、あの「マリー・ヴェッツェラ」でした。

全身全霊をかけてひたむきに純粋な愛を捧げる姿。
それはまるで白痴美の少女ようで、また深い叡智をもつ聖母のようでもあり
ルドルフがその手で殺してでも守りたかったもの。

わたしも、夢みる「マリー・ヴェッツェラ」に恋をした。
「愛そのもののカタチ」をした、彼女のような存在は、ないと思ったから。
泡沫のような少女、「マリー・ヴェッツェラ」に恋をした。


いつしか大好きな娘役さんになっていきました。

進歩したなと思えば、相変わらずだったり、一進一退の姿を眺めてきました。

そして今。
ひたむきな、愛そのもののような「虞美人」をみて、
あの、「マリー・ヴェッツェラ」にふたたび出逢ったような気がしました。

「娘」より「女」の方が似合うと思ったりもしたけれど。
そうだ、これはわたしが恋した彼女の姿だったと、思い出しました。

夢みるように愛をうたうひと。
うつつには存在しない、うたかたのようなひと。

・・・これが宝塚だ。
夢みるように恋を演ずる、これが、宝塚だ。




わたしは桜乃彩音を通して、真飛聖に恋をした。
そして真飛聖を通して、桜乃彩音に恋をした。

涙がでるほど幸せで幸せでたまらない、うたかたの恋を。


わたしと同い年の、このひとりの女の子に。
どれだけ幸せをもらっただろうと反芻しながら、初日を迎えました。

まだ、桜は蕾のままです。
次に観る時は、咲いているでしょうか。
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